ファクタリングの便利なメリットと危険なデメリットを紹介します。

ファクタリングのメリット

ファクタリングは売掛債権をファクタリング事業者に買い取ってもらうことで即時現金化を可能とする資金調達方法です。
主に取引を行うファクタリング事業者は民間企業になるため、銀行と比べると審査に必要な手続きが少ない傾向にあり、以下に代表するようなメリットが考えられます。

 

現金調達の速度が早い

スピード感のある矢印

ファクタリングが選ばれる理由として最も評価の高いメリットは「とにかく現金化までの時間が早い」ということです。
手形割引は審査項目が多く、現金化するまでの時間が短くても数日単位で掛かる傾向にあります。

 

しかし、ファクタリングにおける審査の要点は「売掛金がしっかり支払われるか」という1点が重要視され、ファクタリング利用企業の信用力は特別に必要ありません。
それ故に最短で30分で審査完了、その日中に現金の振り込みが完了といったサービスも珍しくない“即時性のある”資金調達手段になります。

 

必ずしも貸し倒れの責任を負わなくても良い

ファクタリングはノンリコースの商品が主流になっています。リコース(Recourse)とは、遡求や償還請求のことを指す金融用語で、過去の取引に対しての責任のことを定義しています。

 

つまりノンリコースとは、過去の請求に対して責任を持たないということで、簡単に言うと「売掛金を発行した企業が倒産したり、お金を払えなくても責任を負う必要はない」ということになります。

 

手形の割引においてはノンリコース取引というのは非常に珍しく、基本的に貸し倒れが起きてしまった場合は自己責任で手形割引期間にお金を返さなくてはいけなくなるという違いがあります。

 

ファクタリングのデメリット

手形割引より優良なサービスと思えるファクタリングにもいくらかのデメリットがあります。
ノンリコースの取引を成立させるために生まれてしまう欠点もしっかり理解しておきましょう。

 

高額の手数料が発生する

3枚の一万円札

ファクタリングは一般的に手数料が発生します。手数料の内訳には、ノンリコース取引を行う代わりにある程度実費で保証をして貰うという考えも含まれているので、ファクタリング取引において切っても切れない費用と言えるでしょう。

 

最もファクタリング事業者にとってリスクが高いとされる“2社間ファクタリング”で「10~25%」程度の請求があることが相場となっています。
銀行における手形割引の手数料は3%~という場合も多く、あまりファクタリングに依存しすぎる資金調達は長期的に見て大きな損を生む可能性が高いといえるでしょう。

 

時代に適した即時性の高い資金調達手段

ファクタリングは1分1秒を争うような激しいビジネスの世界での資金調達の方法として有効的とされています。
経済産業省が現代の利用すべき資金調達手段として推奨している側面もありますので、売掛債権の扱いにお悩みの方には一考の余地があるのではないでしょうか。